この記事は書籍「世界の基礎」の一部です。 kanayamatetsuya.com 盲信とはある考えを疑わずに信じることである。盲信は対話での解決が不可能な致命的対立を生じる恐れがある。我々は自身が持つ盲信の数を極力無に近づけるように努めるべきである。そして万が…
この記事は書籍「世界の基礎」の一部です。 kanayamatetsuya.com 人々の中には常に自身の方が相手よりも優れた道徳を持っているかのように見せかけようとするものがいる。そのような人間は自身の非を指摘されるとそれを認めたくないがあまりに今度は相手の人…
この記事は書籍「世界の基礎」の一部です。 kanayamatetsuya.com この項目は先述の良い考えを広めるということの実践である。以下は私が広める価値があると見なした考えである。 ・少数派を弾圧することを肯定する社会においては、何ものも少数派に陥ること…
この記事は書籍「世界の基礎」の一部です。 kanayamatetsuya.com 私は自身や他者が利己的な態度をとることをある程度までは受容する。ここでいう利己的な態度とは、他者に損失をもたらしうる行動を自身の利益のために肯定する態度のことである。例えば子ども…
この記事は書籍「世界の基礎」の一部です。 kanayamatetsuya.com 感情による判断について 感情と理性 他者の内心の実態は総合的に判断すること 感情に基づいた対立の調整 感情による判断について 私は自身の感情を理由として何らかの政治的主張を行うことを…
この記事は書籍「世界の基礎」の一部です。 kanayamatetsuya.com ◇より良い考え方を見つけること、より良い制度を作ること人々は、現行の制度よりも優れた制度があるのだとしても、その存在に気づいていないうちはそれを実現することができない。また、仮に…
この記事は書籍「世界の基礎」の一部です。 kanayamatetsuya.com 道徳の形成にかかわる人の共通の性質は無数にあると考えられるが、私はそのうち主要なものとして「利益獲得」「損失回避」「共感性」「公平性」があると思っている。 ・「利益獲得」及び「損…