世界平和実現構想+α

世界の平和を実現するための方法を考えます

2023-05-01から1ヶ月間の記事一覧

幸福を得るためには欲を減らし、体の健康を保つことが重要である

この記事は書籍「世界の基礎」の一部です。 kanayamatetsuya.com 足るを知る 「足るを知るものは富む」というのは老子の言葉の一部である。既に持っているもので満足をすることを覚えて初めて人は豊かになれるのである。 欲の器が完全に満たされた状態を目指…

人生における目標の立て方、できると思ってやることの大切さ

この記事は書籍「世界の基礎」の一部です。 kanayamatetsuya.com 人生の目標 何をするのか考える できると思ってやってみる 失敗の容認 人生の目標 目標があることは生きる活力を持つことにつながる。年老いてからでも何らかの目標は持った方がいい。もし人…

世界の情勢を把握しようとする際の注意点

この記事は書籍「世界の基礎」の一部です。 kanayamatetsuya.com 情報収集 情報収集の効率化のためには普段から有用な情報源をよく調査し、その場所を体系的な形でリスト化しておくことが大切である。一般に流通する本のように自身が所有することが可能な情…

リスク管理

この記事は書籍「世界の基礎」の一部です。 kanayamatetsuya.com 人生を破滅させる可能性のある賭けをしてはいけない。仮に一度それに成功したとしても、それを続ければやがてははずれを引くことになる。そのような賭けをする回数はできる限り0に近づけなく…

道徳的経営及び投資

この記事は書籍「世界の基礎」の一部です。 kanayamatetsuya.com 経営について 投資について その他 経営について 企業は世界の平和や人々の幸福の実現を目的として活動すれば結果的に多くの利益を上げることができる。何故ならばそのような方針を採用した企…

他者を思いやる気持ちを持つこと

この記事は書籍「世界の基礎」の一部です。 kanayamatetsuya.com 我々が社会の治安の維持のためにできることは、法と警察による人々への強制力ある制限ばかりではない。人々は自ら他者を大切に扱うことによって自身以外の者が他者を大切にすることを促すこと…

科学の発展と道徳

この記事は書籍「世界の基礎」の一部です。 kanayamatetsuya.com 科学技術は人類に多くの利益をもたらす一方で、人々がその扱い方を間違えた場合などには人類に不利益をもたらすこともある。科学者や技術者は自身が開発しようとしている技術が実際に開発され…

人類の存続のための戦略

この記事は書籍「世界の基礎」の一部です。 kanayamatetsuya.com 対応力向上 人口増加 人類の永続について 対応力向上 不測の事態に備えるための力を蓄えておいた方がいいというのは、個人のみならず人類全体においても当てはまる。例えば、我々は環境問題へ…

安全保障について

この記事は書籍「世界の基礎」の一部です。 kanayamatetsuya.com 安全保障の基本 真の目標に基づいて安全保障を考える 抑止のための利害調整 自身の考えを過信しないこと 軍拡 軍事力の評価 経済関連 友好 核兵器について ※以下は安全保障の素人の私の脳内考…

盲信は対立の解消に悪影響をもたらす

この記事は書籍「世界の基礎」の一部です。 kanayamatetsuya.com 盲信とはある考えを疑わずに信じることである。盲信は対話での解決が不可能な致命的対立を生じる恐れがある。我々は自身が持つ盲信の数を極力無に近づけるように努めるべきである。そして万が…

人道主義者の攻撃性あるいは排他性

この記事は書籍「世界の基礎」の一部です。 kanayamatetsuya.com 人々の中には常に自身の方が相手よりも優れた道徳を持っているかのように見せかけようとするものがいる。そのような人間は自身の非を指摘されるとそれを認めたくないがあまりに今度は相手の人…

道徳に関する個人的見解一覧

この記事は書籍「世界の基礎」の一部です。 kanayamatetsuya.com この項目は先述の良い考えを広めるということの実践である。以下は私が広める価値があると見なした考えである。 ・少数派を弾圧することを肯定する社会においては、何ものも少数派に陥ること…

ある程度までは利己的な態度を受容すること【倫理】

この記事は書籍「世界の基礎」の一部です。 kanayamatetsuya.com 私は自身や他者が利己的な態度をとることをある程度までは受容する。ここでいう利己的な態度とは、他者に損失をもたらしうる行動を自身の利益のために肯定する態度のことである。例えば子ども…

感情等の主観的特性に基づいた道徳

この記事は書籍「世界の基礎」の一部です。 kanayamatetsuya.com 感情による判断について 感情と理性 他者の内心の実態は総合的に判断すること 感情に基づいた対立の調整 感情による判断について 私は自身や他者がその感情を根拠として何らかの政治的主張を…

人類社会におけるより良い道徳の普及ために我々が成すべきこと

この記事は書籍「世界の基礎」の一部です。 kanayamatetsuya.com ◇より良い考え方を見つけること、より良い制度を作ること人々は、現行の制度よりも優れた制度があるのだとしても、その存在に気づいていないうちはそれを実現することができない。また、仮に…

道徳的価値観の形成に影響を及ぼす人の特性

この記事は書籍「世界の基礎」の一部です。 kanayamatetsuya.com 道徳の形成にかかわる人の共通の性質は無数にあると考えられるが、私はそのうち主要なものとして「利益獲得」「損失回避」「共感性」「公平性」があると思っている。 ・「利益獲得」及び「損…

相対主義によって善悪がなくなることはない

この記事は書籍「世界の基礎」の一部です。 kanayamatetsuya.com 世界に絶対に正しいといえる価値観が一つも存在しないのだとすれば、人を殺してはいけないという価値観も絶対に正しいとは言えないことになる。しかしそれが原因で我々の社会で人を自由に殺す…

非生物への慈悲

この記事は書籍「世界の基礎」の一部です。 kanayamatetsuya.com 慈悲は非生物(物や現象がそれに当てはまる)に対しても持っておいた方が良いものである。しかしそこで問題となるのは非生物には現状幸福も不幸も生じ得ないと考えられることから、それらの不…

慈悲を持つ方法

この記事は書籍「世界の基礎」の一部です。 kanayamatetsuya.com ○個人的な見解 私自身現時点では慈悲を十分には身に着けていないため、今の私によって書かれた以下の方法は今後さらに改善されることが望まれる。 ・他者の不幸の解消を心から求めるためには…

慈悲に例外を作ってはならない

この記事は書籍「世界の基礎」の一部です。 kanayamatetsuya.com 慈悲は生きとし生けるものすべてに向けるべきものである。特定の存在を慈悲の対象から外してはならない。慈悲は自分が最もそれを向けたくない相手に向けて初めて良い影響をもたらし始めるので…

慈悲とは何か、慈悲がそれを持つ人の救いになる理由

この記事は書籍「世界の基礎」の一部です。 kanayamatetsuya.com 慈悲とは 慈悲がそれを持つ人の救いになる理由 慈悲とは 慈悲もまた悟りと同様に仏教の教えの核心である。慈悲とは相手の不幸が解消されること及び相手の幸福が実現されることを望む気持ちの…

悟りに基づいた人間関係に関する見解

この記事は書籍「世界の基礎」の一部です。 kanayamatetsuya.com 以降は私個人の人間関係に関する見解である。 ・自らを誇ることで他者を傷つけてはならない。また、自身の優れた点をむやみに他者に示してはならない。 ・自身が評価されずとも相手に憤りを感…

悟りに基づいた幸福に関する見解

この記事は書籍「世界の基礎」の一部です。 kanayamatetsuya.com 以降は私個人の幸福に関する見解である。 ・目にした幸福のすべてを手に入れようとしてはならない ・幸福は完全でなくともよい ・苦しみは無理に消さなくともよい ・むやみに何かに期待しない…

個人的に気に入った老子の教え

この記事は書籍「世界の基礎」の一部です。 kanayamatetsuya.com 中国人は歴史において中国に仏教が流入してきた際に老荘思想を通してそれを理解したらしい。それゆえに中国から仏教の思想を受け取った日本の仏教は老荘思想の影響を受けたものとなっている。…

経典について、宗教について

この記事は書籍「世界の基礎」の一部です。 kanayamatetsuya.com 経典について 宗教について 経典について 仏教の経典は盲信するべきものではない。中には女性は悟れないなどとの教え(これは釈迦の教えではない)が含まれた経典を信じる宗派があり、その宗…

悟るとどうなるのか【痛みに耐えられるのか、自分は消えるのか】

この記事は書籍「世界の基礎」の一部です。 kanayamatetsuya.com 苦しみからの解放の限界 悟った後の自己 悟りと人格 言葉に囚われない人 苦しみからの解放の限界 結局のところ苦しみはどこまでいっても完全に消せるようになることはない。それから完全に逃…

瞑想の種類とやり方、そしてその必要性

この記事は書籍「世界の基礎」の一部です。 kanayamatetsuya.com 私は一応軽くではあるが瞑想について調査及び考察を行って、いくらか分かったことがあるのでそれについてここに紹介しておく。しかし私は正直なところ瞑想についても十分に詳しくない。私は今…

欲について

この記事は書籍「世界の基礎」の一部です。 kanayamatetsuya.com ※ここで言う欲には快楽を求めるような欲(性欲や食欲など)ばかりではなく、痛みや苦しみを回避したいという気持ちも含むものとする。 欲もまた、それが満たされない状態は不快に感じられるも…

執着の手放し方

この記事は書籍「世界の基礎」の一部です。 kanayamatetsuya.com 執着とは何かを簡単には諦められないほどに強く求めてしまう気持ちのことである。その「何か」には、人や物だけではなく、それらの状態やそれらを取り囲む環境なども含まれる。執着は苦しみの…

公案とは何か、そのメカニズムの分析

この記事は書籍「世界の基礎」の一部です。 kanayamatetsuya.com 公案は思考による解決が不可能な問題である。そのような問題について答えがでるまで考え続けることで、やがては思考という行為への囚われから脱することができるのである。公案の答えは直観的…