世界の基礎+α

世界の平和を実現するための方法を考えます

考えながら学ぶことの重要性

この記事は書籍「世界の基礎」の一部です。

kanayamatetsuya.com

何かについて学ぼうとするときは、本を読む前にまず自分で学習対象である物事の構造について考えてみるべきである。また、その後本を読む際にも自らの頭を働かせながら読むことが大切である。考察の伴わない学習を行うと、学んだ知識を応用することができず、自らアイデアを生み出すこともできない。また、時間をかけて学んだこともすぐに忘却されることになる。

自身が考察しながら学んだ学問は異なる分野であっても知性という共通の基盤でつながっている。従って、考察を行いながらいくつもの分野を学ぶ人は、ある分野でアイデアを出すことを試みるときにその知性の基盤を通して別の分野のアイデアが送られてくるために斬新なアイデアを出すことができるようになるのである。これは言い換えれば、ある分野を本当に極めたいのであれば、それ以外の分野についても十分な考察を行いながら学ぶ必要があるということである。特定の分野しか学ばずに生まれる発想には限界がある。

 

余談:私の世界の真理探究の時間は8割が自分で決めたテーマについての考察の時間であり、残りの二割が読書などを通した情報収集の時間である。また、情報収集の時間の8割は手に入れた情報についての洞察の時間である。ただし以上は大まかなイメージに過ぎず、実際にはもっと考察の時間が多い可能性が高い。

 

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