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日本教育改革案4:教師の改革

この記事は書籍「世界の基礎」の一部です。

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教師や学校の評価法

教師の評価をその教師が担当するクラスのテストの点数で決めてはならない。学校の評価をその学校の有名大学への合格者数などで行ってはいけない。それらに対する評価をどうしても行わなくてはならないのであれば、「生徒の学校生活に対する満足度」「子どもの知的好奇心の程度」「最低限の知識の習得率」などで評価してはどうか。テストの点が不必要に高いのであればそれはむしろ悪いことである。

 

教師の時間の確保

今の日本の教師は自身に課せられる労働が大きいために時間の余裕を失っている。教師が自由に使える時間も増やさなければ良い教育を行うことはできない。教師自身が教育について考えたり学んだりする時間が必要である。

教師の時間と生徒の時間の双方を増やすために宿題の量を減らした方がいい。宿題は生徒の時間を奪うだけではなく、教師からも生徒の宿題を確認をするための時間を奪うことになる。また、学校教育で教える知識の量を過度にしてはならない。教育の効果を高めたいのであれば、先述の通り教える知識の量をいたずらに増加させるのではなく、教える知識の質を高めるようにするべきである。

 

 

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