世界平和実現構想+α

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日本教育改革案1:生徒の学校外の時間を確保する

この記事は書籍「世界の基礎」の一部です。

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子どもが自ら自身の目標を定めそれを達成するための活動を行うには、学校外の時間を十分に確保することが必要である。また、公共教育の内容の不足を民間の教育によって補えるようにするという観点からもそれは目指されるべきものである。したがって、宿題を出すことは控えたほうがいいし受験勉強のための塾には行かないほうが良い。

ただし、学校外の時間について、自由にさせすぎて子どもがスマホやゲームばかりするようになるのは危険かもしれない。スマホ脳という本があったので読んでみたのだが子どもはスマホ中毒になりやすいらしい。ビル・ゲイツやスティーブ・ジョブズも子どもに小さなうちからスマホを渡すようなことはしていない。スマートフォンについて完全に自由に使わせるにしても中学生の半ばか高校生になってからにするべきではないだろうか?小学生の間はスマートフォンを渡すことは控えるか、仮に渡すとしても機能には制限をつけたほうがいいだろう。ゲームについても子どもが小さいうちはある程度は時間制限をかけたほうがいいと思われる。しかし一方で私はゲームを完全に禁止するのは厳しすぎると思うので、一定時間はゲームをすることを認めていいとも考えている。ゲームを友人とする経験は当人にとっても良い思い出となるだろう。

追記:学校外の時間を増やすと言っても、生徒のうちに最低限の身に着けるべき知識すら身につけられていない者がいる場合は、補習の時間を取らせることが必要かもしれない。そうすることは、自由な時間を欲しがる生徒にそれらの知識を習得させる圧力をかけることにつながり、自らの学びを促すだけではうまくいかないことがあるという問題にもある程度対処できるようになるだろう。

 

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