世界平和実現構想+α

世界の平和を実現するための方法を考えます

人生における目標の立て方、できると思ってやることの大切さ

この記事は書籍「世界の基礎」の一部です。

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人生の目標

目標があることは生きる活力を持つことにつながる。年老いてからでも何らかの目標は持った方がいい。もし人生において何か大きな不幸に直面しても目標を持っていれば次に進むことができる。

より良い目標を見つけるためにはより多くの選択肢を検討したほうがいい。しかし現在持っている情報が不完全である以上、最善の目標を確実に見抜くことはあきらめるべきである。未来に新たな情報を得ることで目標が変わる可能性は受容しなくてはならない。目標はたいそうなものでなくてもいい。後から変えることもできる。

何もすることがないのなら世界の真理の探究でも行えばどうだろうか。才能のあるものを越えられないことは問題にならない。考えることや知ること自体が楽しみである。勉強が楽しくないと感じているのならそれは教育が誤っていたことが原因の勘違いに過ぎない。

 

何をするのか考える

何を考えようとするのかによって結果が全く変わるのと同じように、何をしようとするのかによっても全く違う結果が訪れる。特に長期的な計画においては、何をしようとするのかについてより多くの時間を割いて考えたほうがいい。


できると思ってやってみる

やりたいことがあるのであれば、それが何であれまずはできると思ってそれを実現する方法を考えるようにした方が良い。あることを実現したい場合、考察や情報収集によりそれを実現する方法に関する見識を増やして初めてそれが実現可能であるかどうかを正しく判断できるのである。

今の私は以前の私からでは全く想像もつかないほどの成長を成し遂げることに成功したと自覚している。そしてこの書籍を書き始める少し前にこれがいったいなぜできたのかということについて考察したのだが、それは単にどのような大きなことでもできると思ってその方法を考えてみたことが原因であったようだ。私は何も世界征服を目指したことが良かったのだと言いたいわけではない。私が真に成長し始めたのは世界の平和を目指してからである。読者も大きな成長をしたいのであればそれぞれが本気で世界をより良いものにする方法を考えてみてはどうだろうか。それにより必然的に世界全体を見渡す目を持つことができるようになり、さらには自ずと自身の行動が洗練されていくだろう。


失敗の容認

失敗しても委縮はしないこと。悪いのは失敗そのものではなく失敗から学ばないことである。失敗を次に活かすことができる人間にとって、失敗は実質的に学びである。視点を変えれば、失敗が少ないほど学びが少ないとも言える。ただし失敗のために失敗する必要はない。それは挑戦することで自ずと得ることができる。

 

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