世界の基礎+α

世界の平和を実現するための方法を考えます

盲信は対立の解消に悪影響をもたらす

この記事は書籍「世界の基礎」の一部です。

kanayamatetsuya.com

盲信とはある考えを疑わずに信じることである。盲信は対話での解決が不可能な致命的対立を生じる恐れがある。我々は自身が持つ盲信の数を極力無に近づけるように努めるべきである。そして万が一盲信による対立が生じたのだとしてもできる限り平和的な手段でその対立を解消しなければならない。

ちなみに私にも絶対に譲れないと感じられる価値観は存在するが、それに対して疑いを禁じるようなことはしていない。もし私が何らかの考えに対して疑いを封じるのであれば、自身の幸福や人類の幸福のためにより良い考えを見落とす可能性が生じることになるだろう。絶対に正しいといえる価値観があれば疑うことを禁じてよかったのかもしれないが、私はあらゆる考えについて予想外がないことを証明できていないのでそのようなものは持ち合わせていない。

 

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