2023-05-01から1ヶ月間の記事一覧
この記事は書籍「世界の基礎」の一部です。 kanayamatetsuya.com 私は公案の解を手に入れた後すっかり悟ったつもりになっていた。しかしどうにもインターネット上で私以外の悟りを開いたという者の話を調べると、私の得たものとは違うものを得ているようなの…
この記事は書籍「世界の基礎」の一部です。 kanayamatetsuya.com 私はその答え(※この記事の下部より前の記事参照)を得たことにより思考に囚われなくなった。思考を掴もうとしても空を切るような状態になったのだ。私の言葉への過信は破壊された。私は言葉…
この記事は書籍「世界の基礎」の一部です。 kanayamatetsuya.com 私はその体験の後無敵になったかのような気分になった。私はこの時点ではまだ仏教について詳しく調べていなかったのだが、偶然にも仏教で言われる悟りを得たのだと誤解した。仏教の教えには無…
この記事は書籍「世界の基礎」の一部です。 kanayamatetsuya.com 私は老荘思想を学び終えると今度は仏教を含む古代インド哲学について学び始めた。そこで私が最初に学んだのはヤージュニャヴァルキヤの思想だった。ヤージュニャヴァルキヤは古代インドの思想…
この記事は書籍「世界の基礎」の一部です。 kanayamatetsuya.com 私は東洋思想について学び始めた。最初に学んだのは老子の思想だった。老子の思想には道(タオ)という概念が説明されていた。老子によればそれは特定の形を持たずいかなる言葉でも言い表せな…
この記事は書籍「世界の基礎」の一部です。 kanayamatetsuya.com 私は悟りを「思考を手放せるようになること」であると理解している。ここでいう思考には「思考という行為そのもの」や「思考によって生み出された考え」などが含まれる。現在多くの人がそのよ…
この記事は書籍「世界の基礎」の一部です。 kanayamatetsuya.com世界では現在においても多くの争いが生まれ続けている。私はこれらの争いを解決するためにこの章において仏教の思想及び老荘思想を紹介することにした。多くの人がその内容を学べば社会には精…
この記事は書籍「世界の基礎」の一部です。 kanayamatetsuya.com ○高校に行かないという選択肢中高生の選択肢の一つとしては高校に通わずにあるいは高校を辞めて高校卒業程度認定試験に合格して大学に行くというものがある。私は本当にやる気と能力のある者…
この記事は書籍「世界の基礎」の一部です。 kanayamatetsuya.com ○民間での教育現時点では主に塾などがこれに相当する。子どもが自分で学ぶ時間を確保するという観点から、基本的に塾に行くことはやめた方がいい。受験勉強さえできたらいいという時代はもう…
この記事は書籍「世界の基礎」の一部です。 kanayamatetsuya.com ・芸術について芸術に関する授業においては、生徒自身が望むものを表現させるべきである。その際に使う技術や手法は最低限だけ授業で教え、それ以上の技術や手法については生徒が自ら考えたり…
この記事は書籍「世界の基礎」の一部です。 kanayamatetsuya.com 教師や学校の評価法 教師の変化 教師や学校の評価法 教師の評価をその教師が担当するクラスのテストの点数で決めてはならない。学校の評価をその学校の生徒のテストの点数や有名大学への合格…
この記事は書籍「世界の基礎」の一部です。 kanayamatetsuya.com 大学受験制度の改革においては、受験手段の多様化や受験競争の緩和が目指されるべきである。テストの点が低くても高い潜在能力を持つ人や学習意欲の高い人もいるが、その人たちを切り捨てない…
この記事は書籍「世界の基礎」の一部です。 kanayamatetsuya.com 学校で学べる科目の数を増やす その他 学校で学べる科目の数を増やす 生徒が選べる選択肢は多い方が良いが、それぞれの学校で個別に多様な授業内容を用意することには限界があるかもしれない…
この記事は書籍「世界の基礎」の一部です。 kanayamatetsuya.com 子どもが自ら自身の目標を定めそれを達成するための活動を行うには、学校外の時間を十分に確保することが必要である。また、公共教育の内容の不足を民間の教育によって補えるようにするという…
この記事は書籍「世界の基礎」の一部です。 kanayamatetsuya.com 教育改革の手法及びその際の注意点 教育の変化は民間の側で起こすこともできる 教育改革の手法及びその際の注意点 ・良かれと思って行った改革が悪い結果をもたらすことはよくあることである…
この記事は書籍「世界の基礎」の一部です。 kanayamatetsuya.com ※以下は日本の教育に対する提案であり、他国の教育にとってもあてはまる指摘であるとは限らない。例えば以下においては学校教育において覚えさせる知識量を厳選によって減らすことを推奨して…
この記事は書籍「世界の基礎」の一部です。 kanayamatetsuya.com 民主主義はその維持のために民衆が努力しなくてはならない制度であり、人々はそれを行うからこそ今の自身の自由や安全が今後も守られるのだということをよく理解しなくてはならない。私を含む…
この記事は書籍「世界の基礎」の一部です。 kanayamatetsuya.com 民主化運動における基本理念、方針 徹底的情報収集と考察 全体的かつ長期的な視野を持つ 民主化の賛同者を増やすこと 非暴力不服従 民主化の手法 支持の拡大 権利の拡大 連帯の方法(執筆中) …
この記事は書籍「世界の基礎」の一部です。 kanayamatetsuya.com 民主制は基本的には多数派の力が強い制度であり、このことからその制度を実質的に多数派による専制政治を実現するものであると評価する者も世の中にはいるようだ。しかし今までの人類の歴史に…
この記事は書籍「世界の基礎」の一部です。 kanayamatetsuya.com 国政を担う政治家が国の各地域の事情を詳細に把握することは、その国の規模が大きいほど困難である。特に地域の数が大きく分けても数十に及ぶような国では、それらの全ての地域について固有の…
この記事は書籍「世界の基礎」の一部です。 kanayamatetsuya.com ・軍を立法府、司法府、行政府のいずれかのみに全面的に従わせるような制度にしてはならない。なぜならばそのようなことをすれば、軍を動かす権限を持つ者が他の政治権力を強制的に排除するこ…
この記事は書籍「世界の基礎」の一部です。 kanayamatetsuya.com 権力分立の弊害とその対策 権力の集中と分立のバランス調整 権力分立を機能させるための努力 権力分立の弊害とその対策 権力が分立されている体制では、政治家が自身が支持する政策を自身が持…
この記事は書籍「世界の基礎」の一部です。 kanayamatetsuya.com 権力の暴走への事後的な対処(事後的抑止権) 権力の暴走の予防(事前的抑止権) 調査権と情報開示 抑制権に実際的効力を持たせる方法 権力の暴走への事後的な対処(事後的抑止権) ◇事後的抑止権の…
この記事は書籍「世界の基礎」の一部です。 kanayamatetsuya.com 権力の数 権力分立の手順 時間による権力分立 単一組織内での権力分立 立法府、司法府、行政府における組織内の権力分立 権力の数 現在の民主国家においては権力分立制が採用されており、それ…
この記事は書籍「世界の基礎」の一部です。 kanayamatetsuya.com 政治権力の全てあるいはその大半が単一の個人あるいは組織に握られる政治体制においては、その個人や組織が権力を悪用し始めた場合にそれを止めることが非常に困難である。そこでその問題への…
この記事は書籍「世界の基礎」の一部です。 kanayamatetsuya.com 憲法とは国家の統治の基本的な在り方を定めた文章の集まりのことである。世界の国家の中には憲法と呼ばれるものを持たない国も存在するが、そのような国においても憲法に相当するもの自体は存…
この記事は書籍「世界の基礎」の一部です。 kanayamatetsuya.com 表面的には人々の政治家を選ぶ権利や政治家になる権利が確保されているように見える制度であっても、それは直ちに民主制であると判断できるわけではない。民主主義であるためには少なくとも以…
この記事は書籍「世界の基礎」の一部です。 kanayamatetsuya.com 選挙等によって民衆によって選ばれた政治家が政治を行う制度を「間接民主制」という。また、民衆に選ばれた政治家ではなく民衆自身が直接政治を行う制度を「直接民主制」という。現在の民主国…
この記事は書籍「世界の基礎」の一部です。 kanayamatetsuya.com ・最新の科学技術と独裁政権私が世界の民主化を推し進める理由の一つには独裁政権が新たに開発された科学技術を手に入れることへの警戒心がある。私は危険な側面がある科学技術に対する最も良…
この記事は書籍「世界の基礎」の一部です。 kanayamatetsuya.com 私は民主主義とは「ある地域の政治を行う権限がその地域の全住民(その地域に居住する期間が一時的である人は除く)に平等に所有される制度(民主制)」の実現を目指す思想のことであると考えてい…